令和6年度の決算においては、収入について、町税及び地方交付税が前年度を上回り、支出については、引き続き経費の節減に努めたことなどから、実質収支は黒字決算となりました。
一般会計の決算額は、歳入総額86億6,219万2千円、歳出総額83億6,932万5千円となり、歳入歳出差引額は2億9,286万7千円、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は、8,482万5千円になりました。
今後の財政運営にあたっては、国及び県の動向に留意しながら財源の確保に努め、均衡ある地域の発展及び平成30年7月豪雨災害からの復興を推進し、諸施策を積極的に展開してまいります。
決算状況前年度比較(単位:円)
区分 |
令和6年度 |
令和5年度 |
歳入総額
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8,662,192,433 | 8,006,941,167 |
歳出総額
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8,369,325,325 | 7,231,276,215 |
歳入歳出差引額
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292,867,108 | 775,664,952 |
翌年度へ繰り越すべき財源
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208,042,500 | 481,275,000 |
実質収支額
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84,824,608 | 294,389,952 |
【歳入】
令和6年度の歳入総額は、86億6,219万2千円で、前年度と比較して6億5,525万1千円(8.2%)の増額となりました。
このうち主な内容では、町税が22億8,275万7千円で前年度に比べ1,054万4千円(0.5%)の増、地方交付税が17億1,711万7千円で前年度に比べ5,613万6千円(3.4%)の増、国庫支出金が15億6,809万4千円で前年度に比べ1億1,472万円(7.9%)の増、県支出金が5億3,580万円で前年度に比べ2,629万円(4.7%)の減、繰入金が3億6,612万7千円で前年度に比べ3億4,207万8千円(1,422.4%)の増、繰越金が7億7,566万5千円で前年度に比べ8,918万7千円(13.0%)の増、町債が4億2,330万円で前年度に比べ2億3,870万円(129.3%)の増などとなっています。
【歳出】
令和6年度の歳出総額は83億6,932万5千円で、前年度に比べ11億3,804万9千円(15.7%)の増額となりました。
歳出総額に対する目的別構成比の主なものは、民生費29.8%、総務費18.9%、土木費17.3%、教育費13.1%で、項目別で主なものは、民生費では社会福祉費13億8,502万2千円、総務費では総務管理費15億2,549万6千円、土木費では道路橋梁費8億412万5千円などです。
なお決算統計(※)上の分類から、性質別の主なものは、扶助費20.1%、投資的経費18.3%、人件費13.8%、物件費11.9%、繰出金10.4%、公債費9.8%などで、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)は43.7%(前年度48.2%)となっています。
(注)決算統計とは、普通会計(一般会計等)の決算に関する統計であり、行財政運営の基礎資料となるものです。総務省の要領に基づき決算を分析するため、決算書の数値と一部相違するところがあります。
例:共済費・・・決算書では総務費で一括計上、共済費・・・決算統計では各目的毎に分割計上