町長コラム(令和6年3月)を更新しました

更新日:令和6年3月18日

3月に入り、少しずつ春めいた陽気を感じる今日この頃ですが、能登半島地震で甚大な被害が発生した石川県を中心とした北陸地方の復旧が思うように進んでおらず、心が傷みます。2月18日から20日にかけて石川7町を激励と被災状況の視察のため訪問しましたが、言葉にならないような、悲惨な状態でした。犠牲になられた方々に哀悼の誠をささげますと共に、ご遺族並びに被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。1日も早く、平時の生活が取り戻せることを願うものです。坂町からも職員を現地に派遣し、可能なかぎり、支援させていただいています。

 

さて、3月4日(月)、令和6年第2回坂町議会定例会が12日までの9日間の会期で開会され、出席しました。

初日は諸般の報告が議会側から7件、行政側から2件。専決処分した事件の報告の後、令和5年度坂町一般会計、各特別会計補正予算5件、坂町こども医療費支給条例の一部改正など19件の議案を承認いただき、令和6年度町長施政方針、教育行政方針を説明し、延会。

 

3月5日(火)2日目は一般質問。「災害に強いまちづくり」について、坂町の移住・定住の推進を、循環バスの見直しの提案、ベイサイドビーチ坂の今後の賑わいについて、など9名から12問があり、今回も熱のこもった質疑応答でした。その後、令和6年度坂町一般会計予算、並びに国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の3特別会計予算、今年度から公営企業会計となる下水道会計の5議案を説明し、延会となりました。

 

3月6日(水)から予算審査特別委員会に移り、総務厚生委員会関係課から始まり、議会事務局、出納室、総務課、企画財政課、税務住民課、民生課、保険健康課、環境防災課。3月8日(金)は産業文教委員会関係課で、産業建設課、都市計画課、学校教育課、生涯学習課で、両方とも、是々非々ながらも、喧々諤々とした場面もあり、緊張感を持っての予算審査特別委員会。6年度予算執行にあたり気合が入り良かったと思っています。

 

3月11日(月)、議会定例会が再会。令和6年度、坂町一般会計予算(71億8836万6千円)、坂町国民健康保険事業特別会計予算(12億5871万1千円)、坂町介護保険事業特別会計予算(12億8714万6千円)、坂町後期高齢者医療特別会計予算(2億2668万2千円)、坂町下水道事業会計予算(5億1781万6千円)の合わせて5会計、全てを承認いただき、閉会されました。令和6年度は平成30年7月豪雨からの復興のための、小屋浦地区活性化へ向けた取組の本格化。交通体系を形成する道路事業の促進、推進。保健福祉の総合相談窓口の開設。多機能型障害者施設の整備運用。子供・子育て施策の強化及び安全・安心な教育環境と教育内容の充実、等々を強力に進めてまいります。
多くの町民の皆様のご理解とご協力、宜しくお願い致します。

詳しくは、議会広報4月号、並びに坂町ホームページ、公式ラインでご覧下さい。