令和4年度歳入歳出決算状況

更新日:令和5年12月21日

令和4年度の決算においては、収入について、町税及び地方交付税が前年度を上回り、支出については、普通建設事業費や公債費が前年度を上回りましたが、引き続き経費の節減に努めたことなどから、実質収支は黒字決算となりました。

一般会計の決算額は、歳入総額83億7,646万5千円、歳出総額76億8,998万7千円となり、歳入歳出差引額は6億8,647万8千円、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は、3億6,904万1千円になりました。

今後の財政運営にあたっては、国及び県の動向に留意しながら財源の確保に努め、均衡ある地域の発展及び平成30年7月豪雨災害からの復興を推進し、諸施策を積極的に展開してまいります。

決算状況前年度比較(単位:円)

区分

令和4年度

令和3年度

歳入総額
8,376,465,187 8,356,478,390
歳出総額
7,689,987,122 7,202,178,393
歳入歳出差引額
686,478,065 1,154,299,997
翌年度へ繰り越すべき財源
317,437,107 924,499,675
実質収支額
369,040,958 229,800,322

【歳入】

令和4年度の歳入総額は、83億7,646万5千円で、前年度と比較して1,998万7千円(0.2%)の増額となりました。

このうち主な内容では、町税が22億2,255万2千円で前年度に比べ2,563万9千円(1.2%)の増、地方交付税が14億8,855万9千円で前年度に比べ2億3,617万2千円(18.9%)の増、国庫支出金が17億3,530万2千円で前年度に比べ5億4,306万1千円(23.8%)の減、県支出金が4億5,427万9千円で前年度に比べ1,482万8千円(3.2%)の減、繰越金が11億5,430万円で前年度に比べ3億8,926万5千円(50.9%)の増、諸収入が2億4,072万1千円で前年度に比べ1億2,676万6千円(111.2%)の増、町債が3億3,208万2千円で前年度に比べ1億3,905万6千円(29.5%)の減などとなっています。

【歳出】

令和4年度の歳出総額は76億8,998万7千円で、前年度に比べ4億8,780万9千円(6.8%)の増額となりました。

歳出総額に対する目的別構成比の主なものは、民生費28.2%、土木費17.2%、総務費12.2%、教育費10.3%で、項目別で主なものは、民生費では社会福祉費11億1,495万3千円、土木費では道路橋梁費5億8,082万1千円、総務費では総務管理費9億5,115万6千円、教育費では、社会教育費2億8,009万1千円などです。

なお決算統計(※)上の分類から、性質別の主なものは、投資的経費23.6%、扶助費18.3%、物件費12.8%、人件費12.7%、繰出金10.1%などで、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)は40.4%(前年度44.1%)となっています。

(注)決算統計とは、普通会計(一般会計等)の決算に関する統計であり、行財政運営の基礎資料となるものです。総務省の要領に基づき決算を分析するため、決算書の数値と一部相違するところがあります。

例:共済費・・・決算書では総務費で一括計上、共済費・・・決算統計では各目的毎に分割計上

地方消費税交付金(社会保障財源交付金)の使途