坂町はじめての絵本事業

更新日:令和5年12月12日

親子が絵本に親しみを持ち、赤ちゃんと保護者が絵本を介してゆっくり心ふれあうひとときを持つきっかけをつくるとともに、地域ぐるみで子どもの健やかな成長と子育て支援に資することを目的とした事業です。

対象の方には、生後2か月ごろに通知が届きますので、同封の申込用紙からお申込みください。(令和3年4月1日以降に坂町で生まれた赤ちゃんが対象です。)

以下の対象の絵本から2冊お選びいただけます。

★対象の絵本                          

 
.『あっぷっぷ』文:中川ひろたか 絵:村上康成(ひかりのくに)

 

 

誰もがやったことのある「にらめっこ」。絵本の登場人物を相手に「あっぷっぷ」と遊ぶことができます。親子で一緒に「あっぷっぷ」。楽しく遊んでみてください。
.『あぶくたった』構成/絵:さいとうしのぶ(ひさかたチャイルド) ねずみの家族がお汁粉を作りながら「あぶくたった にえたった~」と歌います。みんなで味見をしながら料理の出来上がりを待つ楽しさが伝わってきます。
.『いない いない ばあ』文:松谷みよ子 絵:瀬川康男(童心社)

 

「いないいない」と顔をかくした動物達。ページをめくると「ばあ」といきいきした表情が現れます。赤ちゃんとのやり取りの定番の「いないいないばあ」遊びをこの絵本と共に楽しめます。
.『おせんべ やけたかな』構成/文:こがようこ 絵:降矢なな(童心

社)

 

「おせんべやけたかな」「やけた」の繰り返しの言葉に合わせて、おせんべいが次々に焼けていきます。焼けたおせんべいの表情にも注目です。赤ちゃんの手をおせんべいに見立てて裏返すなど、触れ合いながら読むと楽しさが広がります。
.『おつきさまこんばんは』作:林明子(福音館書店)

 

きれいなまんまるいおつきさま。おつきさまが雲にかくれたり、姿を現したり。おつきさまの表情にも注目。赤ちゃんが成長と共におつきさまに「こんばんは」とあいさつしたり、楽しみの幅が広がる絵本です。
.『おやすみ』作:中川李枝子 絵:山脇百合子(グランまま社)

 

たくさん遊んだあとは…。一日をゆっくりと振り返りながら、赤ちゃんと一緒に読んでみてください。やわらかい色調の絵と文章が穏やかで満ち足りた眠りに誘ってくれる絵本です。
.『かお かお どんなかお』作:柳原良平(こぐま社) 笑った顔、泣いた顔。赤ちゃんが好きな「顔」がシンプルかつユーモラスに描かれています。絵に合わせて声色を変えたり、表情を真似したりしながら親子で楽しめます。
.『がたん ごとん がたん ごとん』作:安西水丸(福音館書店)

 

「がたん ごとん」と走る汽車に「のせてくださーい」とお客さんが乗ってきます。赤ちゃんを膝に乗せ「がたん ごとん」と動かしたり、のせてくださいのやり取りを真似したり、親子で楽しく遊べる絵本です。

 

.『がちゃがちゃ どんどん』作:元永定正(福音館書店) がちゃがちゃ どんどん。色々な音が線や形、色となって描かれています。「どんどん」で机をたたいたり、身振りをつけて読むと楽しさが広がります。
10.『ぎゅう ぎゅう ぎゅう』文:おーなり由子 絵:はたこうしろう(講談社)
「おててを ぎゅう」「おふとん ぎゅう」。最後はみんなで「ぎゅう ぎゅう ぎゅう」。絵本と同じように赤ちゃんと「ぎゅう」すると、ふれあい遊びにもつながります。
11.『くだもの』作:平山和子(福音館書店) みずみずしい果物が「さあどうぞ」と差し出されます。絵本の中から果物が差し出されたような感覚になり、思わず手を伸ばしたくなる絵本です。「どうぞ」「いただきます」と食べる真似をしながらやり取り遊びが楽しめます。
12.『くっついた』作/絵:三浦太郎(こぐま社) 「きんぎょときんぎょがくっついた」二つのものが「くっついた」で一つにつながります。絵本と同じように親子でくっついて、ふれあい遊びにつながります。
13.『しーっ』作/絵:たしろちさと(フレーベル館) 「しーっ、しずかにしてください」。「なぜかっていうとね…」そっとお願いする動物達。みんなが静かにする理由は、赤ちゃんが寝ているから…。下の子が生まれたお兄ちゃんお姉ちゃんとも読んでみたい絵本です。
14.『じゃあじゃあ びりびり』作/絵:まついのりこ(偕成社) イヌ、掃除機など、身近な「もの」とその「音」が見開きで色鮮やかに描かれています。

 

15.『せん』作/絵:あらいひろゆき(岩崎書店) 「ぴょーん」「ふにゃ」「きゅ」。一本の黒い線にやがて鮮やかな色彩があらわれ、変化していきます。少しおおきくなると線を一緒に指でなぞったりしながら遊べます。
16.『ぞうさん』詩:まど・みちお 絵:にしまきかやこ(こぐま社) 「ぞうさん ぞうさん おはながながいのね…」みんなが知っている童謡にあたたかなぞうの絵や情景が添えられています。歌いながらページをめくったり、ゆったり語りかけながら読み進めたり。色々な楽しみ方ができます。
17.『たっちだいすき』文:聞かせ屋。けいたろう 絵:ひろかわさえこ(アリス館) 「たーっち」の語りかけに合わせて絵本の動物たちとハイタッチ。絵本を真似て赤ちゃんとタッチしたり。家族でふれ合うきっかけや楽しさを感じる絵本です。
18.『だるまさんが』作:かがくいひろし(ブロンズ新社) 「だるまさんが」の言葉と共に左右に動くだるまさん。だるまさんの表情と楽しい動き。親子でだるまさんの動きを真似たり、読むスピードを変えたりして楽しんでください。
19.『どんどこ ももんちゃん』作/絵:とよたかずひこ(童心社) ももんちゃんがいろいろなできごとや動物に出会いながら、まっすぐに進んでいくその先には大好きなお母さんが…。ももんちゃんの動作に合わせて親子で身体を動かし遊びながら読み進めることができます。
20.『なーんだ なんだ』作:カズコG・ストーン(童心社) 「なーんだ なんだ」の呼びかけにあわせて、少しずつ姿を現すパンダ。何が出てくるのか予想し待つ楽しさと、予想が当たったときの赤ちゃんの満足な表情に出会える絵本です。
21.『のりもの つみき』作:よねづゆうすけ(講談社) 「つみきで のりもの なにつくる?」型抜きされたページをめくると、まる、三角、四角の積み木。カラフルな車やバス、機関車などの乗り物の形に姿を変えていきます。
22.『バナナです』作:川端誠(文化出版局) バナナは赤ちゃんの身近にある食べ物。ページごとに、バナナが育ち形態や色がかわっていきます。バナナを食べる動物と食べない動物も描かれています。
23.『はらぺこあおむし』作:エリック・カール 訳:もりひさし(偕成社) たまごから生まれたあおむしが、たくさん食べて大きくなり、やがて美しい蝶になる姿に引き込まれます。食べ物にあおむしが食べた丸い穴が開いているので、のぞいたり、穴に指を入れて楽しむこともできます。
24.『ぴょーん』作/絵:まつおかたつひで(ポプラ社) 真剣な表情で飛び上がろうとしているカエルやネコ。ページをめくると力いっぱい「ぴょーん」。縦開きの本です。
25.『ぺんぎんたいそう』作/齋藤槙(福音館書店) 「ぺんぎんたいそう はじめるよ」の号令と共にペンギンのユニークな動きに合わせて親子で楽しく身体を動かして遊ぶことができます。ペンギンの絵のかわいらしさにも注目です。
26.『ぽんぽんポコポコ』作/絵:長谷川義史(金の星社) おなかを「ポコポコ」たたく動作とリズミカルな音の繰り返し。絵を真似て、赤ちゃんのおなかを「ポコポコ」。親子でふれあいながら遊べます。
27.『まる さんかく ぞう』作:及川賢治・竹内繭子(文溪堂) 「まる さんかく ぞう」「さんかく まる しかく」。縦に積まれた3つのものを上から読んでいきます。

 

28.『まる まる』作:中辻悦子(福音館書店) 2つのまるい穴と手描きのような線で描かれた絵。ページをめくるたびに様々な表情に変化します。
29.『やさいさん』作:tupera tupera(Gakken)
にんじんやじゃがいも。葉っぱをめくるとるとやさいが「すっぽーん」と顔を出します。しかけのページをめくったり、閉じたりして楽しめます。離乳食の時に登場する野菜と照らし合わせながら「一緒だね」と楽しくやりとりしてみるのもいいですね。
30.『よしよし』作:三浦太郎(講談社) わたしが泣くと、牛や犬などの動物達が泣き出しますが、「よしよし」したら「にこにこ」笑顔になります。少し大きくなると、身の回りの大切な物に「よしよし」して真似っこ遊びもできます。