令和4年5月

更新日:令和4年7月28日
5月2日(月)

 5月に入り、若葉の緑で心安らぐ季節となりました。コロナに負けずこれからも前を向いて歩みたいと思います。皆さん元気を出して、前進しましょう。

 4月30日(土)、坂町自然災害伝承公園(小屋浦地区)内に整備を進めていた坂町災害伝承ホールが完成し、来賓並びに関係者出席のもと、開館式を挙行しました。この施設は避難場所としての活用他、平時は、平成30年豪雨のパネル展示、映像を通して、災害の実態を伝え、避難行動などの災害への備え、災害の恐ろしさを学び、災害の伝承と町民の防災意識の向上を図っていくことを目的としています。特に子供のころから災害への備え、災害の恐ろしさを学ぶことは極めて重要だと考えます。東北三陸地方には「命てんでんこ」と言う合言葉が古くからあります。(最近では津波てんでんことも言うそうです。)地震津波による被害が多く、津波がおきたら命てんでんこだと伝えられており、幼少のころから合言葉を学ぶようです。自分の命は自分で守る。自分たちの地域は自分たちで守るの意味が込められているそうです。東日本大震災では、安全な場所へ素早い避難をし、1人の犠牲者も出さない学校もあったそうです。教えの成果の賜物であると受けとめています。地球温暖化の中、大雨土砂災害、地震津波災害などの自然災害が、全国各地で頻発しています。この災害伝承ホールには、「命てんでんこ」の念いを込めています。
より多くの町民の皆様に活用していただき、災害から1人の犠牲者も出さない。常日頃から災害への備えを確認する。そのようなホールにしていただきますよう願っています。

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5月1日(日)、令和4年坂町成人式をサンスターホールで開催しました。
 今年の成人者は147人で出席者は92人でした。本来であればこの成人式は、1月に開催し、来賓、恩師の先生方、保護者など多くの関係者をお招きして盛大な式典にして、成人者を祝う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により、このたびの開催となりました。来賓並びに関係者の招待者を縮小しての成人式となりましたが、成人者の皆さんの凛々しく、また美しく成長した姿を拝見し、頼もしく感じました。
 これから志を高く持って若さと情熱・創造力・行動力をもって、未来を切り拓いてください。坂町は、皆さんの未来が前途洋々たる人生であることを願っています。

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