令和2年度歳入歳出決算状況

更新日:令和4年8月25日

令和2年度の決算においては、新型コロナウイルス感染防止対策に経費を要したことに加え、町税も減収となる中、国県支出金の活用や普通交付税の増額などにより、実質収支は黒字決算となりました。
一般会計の決算額は、歳入総額95億5,081万8千円、歳出総額87億8,578万3千円となり、歳入歳出差引額は7億6,503万5千円、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は、2億6,700万2千円になりました。
今後の財政運営にあたっては、国及び県の動向に留意しながら財源の確保に努め、均衡ある地域の発展及び平成30年7月豪雨災害からの早期復旧・復興を推進し、諸施策を積極的に展開してまいります。

決算状況前年度比較(単位:円)

区分

令和2年度

令和元年度

歳入総額
9,550,818,355 10,483,014,695
歳出総額
8,785,783,450 9,953,636,098
歳入歳出差引額
765,034,905 529,378,597
翌年度へ繰り越すべき財源
498,032,900 174,898,831
実質収支額
267,002,005 354,479,766

 

【歳入】

 令和2年度の歳入総額は、95億5,081万8千円で、前年度と比較して9億3,219万6千円(8.9%)の減額となりました。
このうち主な内容では、町税が21億5,186万3千円で前年度に比べ1億4,147万円(6.2%)の減、地方交付税が9億3,992万2千円で前年度に比べ1,309万3千円(1.4%)の減、国庫支出金が27億9,142万9千円で前年度に比べ2億3,398万9千円(7.7%)の減、県支出金が4億9,855万3千円で前年度に比べ4,241万1千円(7.8%)の減、町債が10億62万6千円で前年度に比べ5億4,844万2千円(35.4%)の減などとなっています。

【歳出】

 令和2年度の歳出総額は87億8,578万3千円で、前年度に比べ11億6,785万3千円(11.7%)の減額となりました。
歳出総額に対する目的別構成比の主なものは、総務費31.3%、民生費24.8%、教育費12.2%、土木費11.7%で、項目別で主なものは、総務費では総務管理費26億9,906万3千円、民生費では社会福祉費10億9,095万7千円、教育費では小学校費4億7,931万8千円、土木費では都市計画費5億9,966万円などです。
なお決算統計(※)上の分類から、性質別の主なものは、補助費等20.3%、投資的経費17.3%、扶助費15.4%、物件費11.2%、人件費10.5%などで、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)は32.8%(前年度25.4%)となっています。

(注)決算統計とは、普通会計(一般会計等)の決算に関する統計であり、行財政運営の基礎資料となるものです。総務省の要領に基づき決算を分析するため、決算書の数値と一部相違するところがあります。

例:共済費・・・決算書では総務費で一括計上、共済費・・・決算統計では各目的毎に分割計上

地方消費税交付金(社会保障財源交付金)の使途