9月18日（金）、令和2年第9回坂町議会臨時会が開会され出席しました。
議案は、臨時インフルエンザ予防接種事業に係る一般会計補正予算1件です。
内容は、今冬、インフルエンザと新型コロナウイルス感染症が同時流行する事態に備えるため、感染による重症化の恐れが高い高齢者（65歳以上）、18歳以下の子ども、妊婦及び生活保護受給者に対し、インフルエンザ予防接種費用の全額を補助するもので、事業費は25,289,000円で、慎重審議され、原案通り承認されました。
なお、当初予算で計上の高齢者補助分9,069,000円を合わせ、総事業費は34,358,000円です。接種期間は、65歳以上の高齢者が令和2年10月1日から令和3年1月30日まで、その他の対象者は、令和2年10月26日から令和3年1月30日までです。漏れなく予防接種を受け、これから流行の恐れがあるインフルエンザ感染予防に万全を期して行きましょう。
また、嗽、手洗い、マスク着用、3密を避け、社会的距離の確保により、コロナウイルス、インフルエンザの感染症に打ち克ちましょう。

9月1日（火）、令和2年第8回坂町議会定例会が9日までの9日間の日程で開会され出席しました。
初日は諸般の報告として、議会側から総務厚生、産業文教、災害復旧復興調査特別委員会、監査委員の4件、町側から1件。
議案審議に入り、令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告。議案として坂町の防災の日を定める条例、坂町公立学校情報機器整備基金条例の制定など条例案件5件、令和2年度坂町一般会計、各特別会計補正予算の5件、何れの議案も慎重審議の後、承認され初日が終了。

9月2日（水）、2日目が開会。一般質問がコロナ禍における今後の対応について、安心して住み続けられる災害に強い町づくり、町長選への出馬はなど、11人から12問がありました。特に町長選出馬については、これまで7期28年間の町づくりの取り組みと成果を述べ、8期目出馬の決意として、災害からの復興を成し遂げる。新型コロナウイルス感染症防止対策に引き続き取り組んでいく。健康福祉の相談やサービスの総合的、一体的な提供を行う保健・福祉の拠点整備、慢性的交通渋滞が発生している国道31号の4車線化と歩道の整備、ベイサイドビーチ坂を地元特産品の販売、海でのマリンスポーツ、ビーチスポーツや背後の山を活用したトレッキングの拠点として、町内外へ情報発信するシンボル的な施設として整備。第5次長期総合計画、第2期坂町まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定などの新たな町づくりの実現を目指し、全身全霊で邁進する決意表明をしました。
町議会はじめ、多くの町民の皆様のご理解ご協力宜しくお願い致します。一般質問の後、令和元年度歳入歳出決算認定を求めるための坂町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算の認定について一括して説明し休会となりました。

9月3日（木）、4日（金）の2日間で、令和元年度決算審査特別委員会が開会され、初日は、議会事務局、出納室、総務課、企画財政課、税務住民課、民生課、保険健康課、環境防災課の総務厚生委員会関係、2日目は、産業建設課、都市計画課、学校教育課、生涯学習課の産業文教委員会関係について詳細な審査を受けました。

9月8日（火）、議会定例会が再開され、令和元年度坂町一般会計歳入歳出決算、各特別会計歳入歳出決算の認定についての5議案を上程、何れも原案の通り承認されました。続いて、議会側から発議として、新型コロナウイルス感染症対策への財源確保を求める意見書が1件、追加議案として、横浜地区の災害復旧急傾斜地崩壊対策工事追加工事による2件の請負契約変更についてが慎重審議のうえ、承認されました。
最後に、諮問第1号として、1名欠員となっていた人権擁護委員の候補者の推薦について、横浜地区の大段文明氏を法務大臣に推薦することの同意をいただき閉会されました。
なお、詳しくは、坂町ホームページ及び令和2年議会広報10月号をご覧下さい。