教育長コラム(平成30年8月)

更新日:令和4年7月14日

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8月27日(月)

 7月の記録的な豪雨の被害により、多くの尊い生命と貴重な財産が奪われました。亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
 坂町においても河川の氾濫、家屋の損壊、床下・床上浸水、土砂崩れ等々様々な甚大な被害が発生し、多くの子供たちから安全で安心な生活を奪っていきました。
 災害直後は、町内全ての学校が再開できないかと検討を重ねましたが、子供たちの生命の安全が確保できないことから坂小学校と小屋浦小学校については、学校を再開することなく夏休みにせざるを得ない状況でした。
 被害に遭った子供たちの心を癒すためにも学校を再開させ、自分たちの学校の、いつもの教室で、仲間と授業を受け、休憩時間を友達と過ごすことが子供たちにとって一番の心のケアにつながると考えましたが、子供たちの安全・安心を最優先いたしました。
 各学校とも夏休みが終了し、予定どおり学校が再開されます。引き続き、子供たちの心のケア、通学路の安全点検、気象情報の確認、教科書・学用品等の確保、環境衛生の管理、学校施設の復旧等に全力で努めてまいります。しかし、現在の子供たちを取り巻く環境の中で学校を再開させるためには、保護者の皆様のご理解とご協力が必要です。何卒よろしくお願いいたします。
 学校に子供たちの元気な声が戻ってくることを活力とし、今後も安全・安心な学校づくりを推進するため、学校・家庭・地域、関係機関等と連携を密にし、一層の危機管理意識の向上のほか、子供を見守る体制づくりなど、一丸となって取組の充実を図ってまいります。
 ご理解とご協力いただいています町民の皆様、全国各地からボランティアやご支援いただいております多くの皆様に心から感謝申し上げます。

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坂小学校 小屋浦小学校

 コラムの更新が滞り申し訳ございませんでした。