大きな災害があった後には、「こころ」と「からだ」にいろいろな変化が起こります。災害時に生じる心身の反応は“異常な出来事(大きなストレス)に対する正常な反応”です。そして、ほとんどの変化は、時間とともに元の状態に回復していきます。今は無理をせず、自分に優しくしてあげてください。 ただし、症状が長引いたり悪化したりして、生活に影響があるようなら、医師や保健師などに相談しましょう。 自分のことはもちろんですが、家族や近隣に、気になる人・辛そうな人がいる場合もご相談ください。
回復の仕方・早さは一人ひとりちがいます。自分のペースで、がんばり過ぎないようにしましょう。小さなことからでもいいので、できる範囲で自分の生活を取り戻していきましょう。
災害時のこころのケアについて
被災された皆様・お子さんや高齢者と接する皆様へ
読んで役立つ ほっと安心手帳
災害支援者のメンタルヘルス
相談できる窓口
名称 | 電話番号等 | 受付時間 |
役場保険健康課 | 082-820-1504 | 8:30~17:30 (土日祝日除く) |
西部保健所広島支所 | 082-513-5521 | 8:30~17:00 (土日祝日除く) |
よりそいホットライン (一般社団法人 社会的包摂サポートセンター http://279338.jp/) |
0120‐279‐338 ガイダンスが流れたら「8」をお選びください。被災者専門ラインへつながります。 FAX(通話による聞き取りが難しい方はこちらへ) 0120‐773‐776 |
24時間 (通話料無料) |
気軽にできるリラクゼーション
気持ちを穏やかにする時間を持つことは、自律神経系の調子が整うことにつながります。自律神経系が整うことで、ストレス軽減の効果があります。
肩の上げ下げ
①あごを引いて背中をすっと伸ばし、両手は力を抜いて下におろしてください。
②両肩を耳にくっつけるようなイメージでゆっくりと引き上げます。
③いっぱいまで上げて、ストーンと両肩の力を抜きます。
④力を抜いた後、筋肉が緩んだ感じ(リラックスした状態)を味わいましょう。
腹式呼吸
①鼻から息をゆっくり吸ってください。(おなかが膨らむように息を吸う)
②口からゆっくり息を吐きます。(おなかがへこむように息を吐ききる)