県道整備

更新日:令和4年7月20日

県道坂小屋浦線整備事業

【県道整備とは】

坂町唯一の県道となる県道坂小屋浦線は、坂町の主要地区となる坂地区と小屋浦地区を結ぶ坂町の幹線道路として位置付けており、このうち、坂地区の区間を整備するものです。

その内容は、坂町平成ヶ浜地区を起点として、国道31号、JR呉線を立体交差し、坂地区既成市街地を通過するもので、地区の骨格となる道路として約1,500メートルを整備します。

なお、起点の平成ヶ浜側(延長約1,250メートル)及び終点の小屋浦側(延長約1,480メートル)は、すでに工事が完了し、供用開始されています。

また、街路事業区間の延長237メートルについて、平成27年8月から供用開始されました。(下図参照)

【計画概要】

路 線 名:一般県道坂小屋浦線(都市計画道路坂中央線)
整備区間:安芸郡坂町平成ヶ浜~安芸郡坂町坂東四丁目
整備延長:約1,500メートル
道路規格:第4種2級
標準幅員:一般部17メートル、高架部27メートル

 

   写真①(起点側)             写真②(終点側)

 

【整備効果】

  • 交流連携

 JRと立体交差し、新市街地(平成ヶ浜地区)と既成市街地(坂地区)との連絡が強化され、地区間における交流と連携の促進が図られます。

 

  • 渋滞緩和

 坂地区から国道31号への速達性が増すことで利便性が向上し、交通渋滞による経済損失の低減、環境の改善などの効果が得られます。

 

  • 環境整備

 坂地区の土地利用の増進が見込まれます。県道整備が進むことにより、今後のまちづくりの波及効果が期待され、住民生活の質の向上が計られます。

 

  • 安心

 防災や危機管理など、災害時等におけるライフラインの確保や、緊急時の円滑な搬送による、安全で安心できる暮らしを実現します。

 

  • 安全性の確保

 自動車の利用だけでなく、歩行者や自転車利用者など沿道住民を含め、より多くの人々が安全に通行できる道路空間を創ることで、交通弱者に優しい環境になります。

 

【事業経過】

平成8年4月 県道認定(一般県道坂小屋浦線)
平成12年7月 平成ヶ浜側延長約1,250メートル供用開始
平成13年3月 小屋浦側延長約1,480メートル供用開始
平成13年3月 都市計画決定(平成ヶ浜~坂 東四丁目)
平成14年11月 地形測量着手
平成15年4月 坂町役場に県道推進室設置
平成15年7月 県道事業に係る情報誌「県道だより」創刊
平成16年6月 県道完成予想図を町広報に掲載
平成16年8月 県道事業に係るボーリング調査実施
平成18年8月 1工区(平成ヶ浜~総頭川)の用地測量着手
平成22年8月 坂中央線都市計画事業認可

(坂西一丁目及び坂西二丁目地内)

平成22年10月 用地買収着手
平成25年12月 坂中央線一部工事着手
平成26年9月 坂中央線本格工事着手
平成27年3月 坂中央線都市計画事業変更認可

(坂西一丁目、坂西二丁目及び坂東四丁目地内)

平成27年8月 坂中央線一部供用開始
平成27年12月 坂小屋浦線一部工事着手
平成28年8月 坂小屋浦線一部(保健センター前副道)供用開始

 

県道だより

※県道だよりとは?

  坂地区の骨格となる県道坂小屋浦線整備事業や、坂地区のまちづくりに関する情報誌です。

 

県道坂小屋浦線パンフレット(PDFファイル:4.93MB)