「子どもの読書活動の推進に関する法律」第2条では、「子ども(おおむね18歳以下の者をいう。)の読書活動は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことができないものです。」と読書活動が子どもの成長過程において有意義なものであることが記されています。
よい本と出会い、読書経験を積み重ねる中で、子どもは心で感じ、考えを深め、感性を磨き、創造力を培います。
このように、読書活動は、子どもの健やかな成長に深くかかわっていることから、「いつでも、どこでも、だれでも読書ができる環境」を整え、発達段階に応じた子どもの主体的な読書活動を支えるための条件整備を行うことが求められています。
本町では、平成28年度から5年の間、「子どもが読書に親しむための機会の提供」「子どもの読書活動を促進する環境の整備・充実」「家庭、地域、図書館、学校等の関係機関との連携・協働」「子どもの読書活動についての啓発」の4つの柱を軸として、すべての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動ができるよう、家庭、地域、学校等が一体となり取組を進めてきました。
このたび、これまでの成果と課題、子どもを取り巻く社会環境の変化を踏まえ、より効果的に子どもの読書活動を推進するために「坂町子ども読書活動推進計画」の改定を行いました。
本計画は、令和3年度から今後おおむね5年間にわたる施策の基本方針と具体的な方策を明らかにするものです。
この計画を基にして、子どもたちが自主的に本に親しみ、生涯にわたり読書習慣を身に付けることができるよう、家庭、地域、学校等の関係機関が相互に連携して、地域全体で子どもの読書活動の環境整備に取組んでまいります。
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