国民の誰もが、より長く元気に暮らしていくための基盤として、健康の重要性はより高まっています。個人の心身の健康を保つためには、平時から健康づくりの取り組みをより強化していくことが求められています。
国におけるこれまでの健康づくりの取り組みとしては、基本的な法制度の整備や仕組みの構築、地方公共団体、保険者、企業、教育機関、民間団体等の多様な主体による取り組みに加え、データヘルス・ICTの利活用等の諸活動の成果により、健康寿命は着実に延伸しています。
しかし、近年の社会環境は、急速な少子高齢化の進展等により、多様化・複雑化しており、新型コロナウイルス感染症の流行による町民の行動や生活様式の変化、これに伴う様々な分野におけるデジタル技術活用の加速化も加わり、健康に密接に関係する「からだ・こころ・食生活」に関わる環境にも大きな変化をもたらしています。
町民の健康に関する課題には、多方面からアプローチをしていく必要があり、健康増進と自殺対策は互いに深く相関するものであるため、このたび「坂町健康さか21(健康増進計画・食育推進計画)」と「いのちを支える坂町プラン(坂町自殺対策推進計画)」を一体にした「第3次健康さか21(坂町健康増進計画・食育推進計画・自殺対策推進計画)」を策定しました。
町民一人ひとりの取り組みを掲げておりますので、皆様の生活の中で生かしていただきますようお願いします。
