「地域まるごと子ども見守り」緊急アピール
-子どもたちを犯罪被害から守るために-
子どもが被害者となる凶悪犯罪が全国的に発生し、県内でも不審者情報が増加するなど子どもの安全な環境が危惧される中、県では本年4月から「子どもの安全な環境づくり緊急プロジェクト」に取り組んでいます。そうした中、去る11月22日広島市安芸区において、小学校1年生の児童が下校中に殺害されるという痛ましい事件の発生を受け、二度とこうしたことが繰り返されることのないよう、学校・家庭・地域・行政が一体となった一層の取組みをお願いするため、県知事、県教育長、警察本部長が連名で緊急アピールを発信し、皆さん一人ひとりの取組みへの参加を呼びかけています。
「地域まるごと子ども見守り」緊急アピール~抜粋(12月2日県知事、県教育長、警察本部長)
地域の子どもは地域で守りましょう
- 地域活動グループで防犯パトロールや日常のあいさつ・声かけ運動を行うほか、子どもを守るために登下校時に合わせて散歩や買い物をするなど、一人一人ができることから取り組んでいきましょう。
- 「子ども110番の家」への参加や、「地域まるごと子ども見守り」のステッカーを自転車や自動車に貼ったり、地域で掲示することなどにより、目に見える形で子どもを守る姿勢を示しましょう。
子どもたちに犯罪から身を守る意識を育てましょう
- 家庭においても、知らない人にはついていかない、連れていかれそうになったら大声を出すなど、日頃からの指導をお願いします。
- 犯罪被害に遭いやすい地域の危険箇所を子どもと大人が点検する「地域安全マップ」を学校・家庭・地域で協力して作製することにより、子どもの危険回避能力を高めるとともに、地域の安全環境の改善につなげましょう。