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SAKA/HIROSHIMA 誰でもできるアダプテッド・スポーツ

 こんにちは!今年度、坂町魅力発信まちかど特派員になりました篠崎隼大です。坂町地域おこし協力隊として、坂町に住んでいます。

 今回、町民センターで開催された「アダプテッド・スポーツ講習会」を紹介します。「アダプテッド・スポーツ講習会」は社会福祉法人つつじ ほほえみタウン坂と広島文化学園大学人間健康学部スポーツ健康福祉学科学科長の加地信幸教授によって、6月7日(土)に共同開催されました。講義と実演を通して、アダプテッド・スポーツについて、笑顔を咲かせながら理解を深めました。

 今回の講習会では、地域住民や重度・重複障がい児スポレク活動教室「はなまるキッズ」の学生など約30人が参加しました。

 アダプテッド・スポーツとは、障がいの有無や年齢、体力、性別、経験の有無に関わらず、一人ひとりの発達状況や身体の状態に「適応(adapt)させた」スポーツです。

 冒頭、加地教授が「全ての障がい児者を対象としたアダプテッド・スポーツの可能性」と題して講義。障がい者スポーツの歴史や障がい児者スポレクの実施状況に触れながら、重度・重複障がい児の運動・スポーツ機会を保障する重要性を説き、「幅広くスポーツを捉え直すことで、全ての人にスポーツを届けたい」と伝えました。

 講義後は、重度の身体および知的に障がいがある子どもから大人が参加可能なように用具・ルール・指導方法などを工夫した、スクーターボード運動、マットローラー運動、ハンモック運動、トランポリン運動の4種目が実演されました。

 加地教授による各種目の留意点やケアする際の注意点を説明のあと、参加者たちは振動や風を五感で受け止めながら、スポーツの楽しさを味わいました。

  私自身、アダプテッド・スポーツ初心者でしたが、会場が和気あいあいとした雰囲気に包まれ、笑顔と歓声に溢れていく様子から、スポーツの魅力を肌で感じました。「全ての障がい児にスポーツは可能!」ということを忘れず、ここ坂町から特別なスポーツ体験を発信していきたいです。

 

 

【記事・写真】坂町地域おこし協力隊 篠崎隼大

インスタグラム[_saka_shino_]

 

 

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