令和5年度歳入歳出決算状況

更新日:令和6年9月9日

令和5年度の決算においては、収入について、町税及び地方交付税が前年度を上回り、支出については、普通建設事業費が前年度を下回り、また引き続き経費の節減に努めたことなどから、実質収支は黒字決算となりました。

一般会計の決算額は、歳入総額80億694万1千円、歳出総額72億3,127万6千円となり、歳入歳出差引額は7億7,566万5千円、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は、2億9,439万円になりました。

今後の財政運営にあたっては、国及び県の動向に留意しながら財源の確保に努め、均衡ある地域の発展及び平成30年7月豪雨災害からの復興を推進し、諸施策を積極的に展開してまいります。

決算状況前年度比較(単位:円)

区分

令和5年度

令和4年度

歳入総額
8,006,941,167 8,376,465,187
歳出総額
7,231,276,215 7,689,987,122
歳入歳出差引額
775,664,952 686,478,065
翌年度へ繰り越すべき財源
481,275,000 317,437,107
実質収支額
294,389,952 369,040,958

【歳入】

令和5年度の歳入総額は、80億694万1千円で、前年度と比較して3億6,952万4千円(4.4%)の減額となりました。

このうち主な内容では、町税が22億7,221万3千円で前年度に比べ4,966万1千円(2.2%)の増、地方交付税が16億6,098万1千円で前年度に比べ1億7,242万2千円(11.6%)の増、国庫支出金が14億5,337万4千円で前年度に比べ2億8,192万8千円(16.2%)の減、県支出金が5億6,209万円で前年度に比べ1億781万1千円(23.7%)の増、繰越金が6億8,647万8千円で前年度に比べ4億6,782万2千円(40.5%)の減、諸収入が4億2,653万1千円で前年度に比べ1億8,581万円(77.2%)の増などとなっています。

【歳出】

令和5年度の歳出総額は72億3,127万6千円で、前年度に比べ4億5,871万1千円(6.0%)の減額となりました。

歳出総額に対する目的別構成比の主なものは、民生費34.5%、土木費17.2%、総務費14.1%、公債費10.8%で、項目別で主なものは、民生費では社会福祉費13億7,723万3千円、土木費では都市計画費4億6,952万7千円、総務費では総務管理費9億9,217万2千円などです。

なお決算統計(※)上の分類から、性質別の主なものは、扶助費22.8%、人件費14.6%、投資的経費13.5%、物件費12.4%、繰出金11.5%、公債費10.8%などで、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)は48.2%(前年度40.4%)となっています。

(注)決算統計とは、普通会計(一般会計等)の決算に関する統計であり、行財政運営の基礎資料となるものです。総務省の要領に基づき決算を分析するため、決算書の数値と一部相違するところがあります。

例:共済費・・・決算書では総務費で一括計上、共済費・・・決算統計では各目的毎に分割計上

地方消費税交付金(社会保障財源交付金)の使途