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まちに日帰り

SAKA/HIROSHIMA 頭脳を使うチームスポーツ「ゲートボール」

坂町にも楽しんでいる方が多い「ゲートボール」、プレーしたことはありますか?
ゲートボールと言えば、年配の方が楽しむスポーツと思っていましたが、なんと、子どもたちのために日本で考案されたスポーツだそうです。今では、世界各地へ広がり、4年に一度、国際大会も開催されているようです。個人プレーとチームプレーの絶妙なバランスが必要となる頭脳を使うチームスポーツで、年齢、性別、体力差も関係なく、だれもが楽しめるバリアフリースポーツでもあります。(公益財団法人日本ゲートボール連合ホームページ参考)
今回、尾鷹公園で行われている練習会にお邪魔し、3名の方(大杉登代子さん、笹方睦範さん、松岡千恵子さん)に話を聞いてきました。

■ゲートボールを始めたきっかけは?
笹方さん「60歳で定年退職したときに、先輩に誘われて始めました。」
松岡さん「友達に誘われて、来てみたら楽しくて、ゲートボールを始めました。」
大杉さん「43歳の時に足を痛め、何かしなきゃいけないと思って、ゲートボールを始めたら夢中になって、もう40年近くやっています。」

■ゲートボールの魅力はどんなところ?
笹方さん「高齢者にとって良い運動になるし、チーム戦なので仲良くできる!」
松岡さん「グラウンドゴルフと似ているけど、満足度が違うよ!監督の言われたことができたら、うれしくなる。」
大杉さん「勝負が楽しいよね。そりゃー、厳しいことを言うけど、みんな勝ちたいけん、必死じゃし、頭を使うしボケ防止になるよね。3つ4つ先のプレーのことを考えてするから、頭脳戦よ!」

■ゲートボールをしてよかったことは?
笹方さん「ゲートボールのおかげで健康でいられるので、感謝している。」
松岡さん「脳を使うから、認知症予防になるし、監督を信じてプレーすることで、自分を素直にすることができると思う。素晴らしいスポーツ!やめられない。」
大杉さん「頭がボケていないのは、ゲートボールのおかげ。厳しくしないと勝てないけれど、勝った時はうれしいよね。」

■坂町ではどのくらい普及していますか?
「町内で30名くらい、ゲートボール愛好家がいて、尾鷹公園に週3回、集まって練習している。上条や、小屋浦でもやっているが、人数が集まるのが横浜の尾鷹公園。試合形式の練習を2面使ってできます。」

■今後の抱負を聞かせてください。
笹方さん「県内の予選大会で準優勝したので、出場権を獲得し、10月末にねんりんピックで松山市に行くから、練習を頑張っている。目標は優勝!」
松岡さん「9年前にもねんりんピックに出場したが、その時は7位だったので、今回はその経験を活かし、もっと上を目指したい。」
大杉さん「9年前は初出場だったけれど、今回はいろんなことがわかっている分、緊張もあると思うが、全力を尽くしたい。平常心を保ってプレーできるかどうかにかかっている。」

今年10月末に開催される「ねんりんピック笑顔のえひめ2023」に坂町ゲートボール「坂小屋浦チーム」が広島県代表として出場します。緊張とプレッシャーに打ち勝ち、日ごろの練習の成果を発揮できるよう、応援しています。

体力維持に役立ち、そして脳も鍛えられる奥が深いチームスポーツ「ゲートボール」。坂町では年配の方が多いのですが、他の市町では高校生や大学生もプレーしているそうです。家族や友だちを誘って参加してみてはいかがでしょうか?

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