物件登録No.R04-坂036（坂西四丁目）上条ヒストリカルハウス

　坂西四丁目にある物件です。 この物件がある地区は上条地区と呼ばれており、坂駅から山側に上っていった先にある、坂地区で一番高いところの地区です。周りには木々があふれており、鳥のさえずりや虫の音色などが響き渡っています。その上条地区から、山越えトンネルである「上条トンネル」を通過すると、眼前には海が広がり、初めて見た方は景色の変わり具合に驚くことと思います。夕暮れには沈んでいく夕日を眺めることができ、高所ならではの特別感を味わうことができます。

そんな上条地区にあるこの物件は、明治2年(推定)に建てられてから、増築や改築を繰り返し、今日に至っています。築年数で言うと150年以上経過していますが、現在も所有者の方が丁寧に管理をされているため、痛みなども少なく、すぐに住むことができそうな程、築年数を感じさせません。しかし、縁側の引き戸が木で造られていたり、和室の続き間があったり、屋根には梁が張り巡らされているなど、しっかりと昔の日本らしさを残しています。
　同じ敷地内には、2階建ての納屋があり、こちらは現在物置として使われていますが、まだ築年数が浅いため、離れとしても十分活用できます。

敷地までの道は細いため、車を乗り入れることはできません。しかし、バス停が近くにあるので、町内での移動にはあまり困ることはありません。
　この家が建てられてから約150年。時代とともに変化してきた坂町の中でも、この家はずっと変わらずに残っていました。そんな歴史とともに歩んできたこの家を、引き継いでくれる方を探しています。
　ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。