令和3年度歳入歳出決算状況

更新日:令和5年7月4日

令和3年度の決算においては、新型コロナウイルス感染症対策に経費を要した中、国県支出金の活用や地方交付税の増額などにより、実質収支は黒字決算となりました。
一般会計の決算額は、歳入総額83億5,647万8千円、歳出総額72億217万8千円となり、歳入歳出差引額は11億5,430万円、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は、2億2,980万円になりました。
今後の財政運営にあたっては、国及び県の動向に留意しながら財源の確保に努め、均衡ある地域の発展及び平成30年7月豪雨災害からの早期復旧・復興を推進し、諸施策を積極的に展開してまいります。

決算状況前年度比較(単位:円)

区分

令和3年度

令和2年度

歳入総額
8,356,478,390 9,550,818,355
歳出総額
7,202,178,393 8,785,783,450
歳入歳出差引額
1,154,299,997 765,034,905
翌年度へ繰り越すべき財源
924,499,675 498,032,900
実質収支額
229,800,322 267,002,005

 

【歳入】

 令和3年度の歳入総額は、83億5,647万8千円で、前年度と比較して11億9,434万円(12.5%)の減額となりました。
このうち主な内容では、町税が21億9,691万3千円で前年度に比べ4,505万円(2.1%)の増、地方交付税が12億5,238万7千円で前年度に比べ3億1,246万5千円(33.2%)の増、国庫支出金が22億7,836万3千円で前年度に比べ5億1,306万6千円(18.4%)の減、県支出金が4億6,910万7千円で前年度に比べ2,944万6千円(5.9%)の減、諸収入が1億1,395万5千円で前年度に比べ7億9,908万3千円(87.5%)の減、町債が4億7,113万8千円で前年度に比べ5億2,948万8千円(52.9%)の減などとなっています。

【歳出】

 令和3年度の歳出総額は72億217万8千円で、前年度に比べ15億8,360万5千円(18.0%)の減額となりました。
歳出総額に対する目的別構成比の主なものは、民生費34.4%、土木費14.8%、総務費13.4%、災害復旧費10.4%で、項目別で主なものは、民生費では社会福祉費11億8,239万4千円、土木費では都市計画費5億5,836万1千円、総務費では総務管理費9億689万8千円、災害復旧費では土木施設災害復旧費7億265万1千円などです。

なお決算統計(※)上の分類から、性質別の主なものは、扶助費23.8%、投資的経費21.0%、人件費13.8%、物件費12.4%、繰出金10.7%などで、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)は44.1%(前年度32.8%)となっています。

(注)決算統計とは、普通会計(一般会計等)の決算に関する統計であり、行財政運営の基礎資料となるものです。総務省の要領に基づき決算を分析するため、決算書の数値と一部相違するところがあります。

例:共済費・・・決算書では総務費で一括計上、共済費・・・決算統計では各目的毎に分割計上

地方消費税交付金(社会保障財源交付金)の使途