平成30年度歳入歳出決算状況

更新日:令和4年6月20日

平成30年度の決算においては、平成30年7月豪雨により、多額の災害復旧費等を要したため、財政調整基金を繰り入れるなどの対応を行ったことから、実質収支は黒字決算となりました。
一般会計の決算額は、歳入総額99億6,658万2千円、歳出総額95億7,336万3千円となり、歳入歳出差引額は3億9,321万9千円、翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支額は、7,537万円になりました。
今後の財政運営にあたっては、財源の確保に努め、国の動向に留意しながら均衡ある地域の発展及び平成30年7月豪雨災害からの早期復旧・復興を推進し、諸施策を積極的に展開してまいります。

決算状況前年度比較(単位:円)

区分

平成30年度

平成29年度

歳入総額
9,966,582,352 6,216,326,862
歳出総額
9,573,363,693 6,011,560,705
歳入歳出差引額
393,218,659 204,766,157
翌年度へ繰り越すべき財源
317,848,800 127,944,652
実質収支額
75,369,859 76,821,505

 

【歳入】

 平成30年度の歳入総額は、99億6,658万2千円で、前年度と比較して37億5,025万5千円(60.3%)の増額となりました。
このうち主な内容では、町税が23億333万6千円で前年度に比べ4,976万円(△2.1%)の減、地方交付税が12億1,442万1千円で前年度に比べ5億3,039万5千円(77.5%)の増、国庫支出金が18億6,838万1千円で前年度に比べ8億4,981万4千円(83.4%)の増、県支出金が6億7,848万2千円で前年度に比べ3億2,990万円(94.6%)の増、町債が17億9,889万4千円で前年度に比べ11億1,326万7千円(162.4%)の増などとなっています。

【歳出】

 平成30年度の歳出総額は95億7,336万3千円で、前年度に比べ35億6,180万2千円(59.2%)の増額となりました。
歳出総額に対する目的別構成比の主なものは、災害復旧費28.6%、民生費26.0%、衛生費17.0%、総務費8.5%、土木費6.7%、教育費5.0%で、項目別で主なものは、災害復旧費では土木施設災害復旧費24億2,379万1千円、民生費では社会福祉費10億4,524万2千円、衛生費では清掃費14億8,756万9千円、総務費では総務管理費8億2,231万円、土木費では都市計画費4億4,017万円、教育費では社会教育費1億2,863万1千円、などです。
なお決算統計(※)上の分類から、性質別の主なものは、投資的経費33.1%、物件費21.8%、扶助費14.9%、繰出金8.5%、人件費8.2%、などで、義務的経費(人件費、扶助費、公債費)は27.3%(前年度42.0%)となっています。

(注)決算統計とは、普通会計(一般会計等)の決算に関する統計であり、行財政運営の基礎資料となるものです。総務省の要領に基づき決算を分析するため、決算書の数値と一部相違するところがあります。

例:共済費・・・決算書では総務費で一括計上、共済費・・・決算統計では各目的毎に分割計上

地方消費税交付金(社会保障財源交付金)の使途