さつまいも畑の里山さんぽ ―坂地区―
10月13日、秋晴れの気持ちのいい朝。
上条児童遊園地に子どもたちとお母さんが集まりました。
この日は、畑で芋ほりをさせてもらい、田畑の景色の中をお散歩です。
坂地区の中で一番上流にある上条(かみじょう)は、山に囲まれ、田畑のある昔の坂町を思い出させる景色が残っています。
朝の会が始まるまで、ボランティアの方に芋ほりの紙芝居を読んでもらいました。
芋ほりが楽しみになったかな??
紙芝居は、子どもも大人も楽しめます。
公園でゲートボールをしていた地域の方に「行ってきます」のごあいさつをして、おいも畑へ出発です!
坂らしい細い住宅道を登っていくと、さつまいも畑に到着しました。
青々と茂ったさつまいもの葉っぱがお出迎え。
地域の方が毎日丁寧に育てられたさつまいも畑です。
「あれれ、そこはお芋のない畑だよ」
ある子は、畑の土を掘ることが楽しくて、何も植わっていない畑を掘って楽しんでいました。
みんなで掘ったお芋を並べてみると、たーくさん。
野菜や、近くで採れた柿の実もいただき、秋の大収穫祭になりました。
元気な子は、近くの田んぼまでお散歩したり、水遊びをしたり、田畑の景色を思い思いに楽しみました。
地域の方の暖かさに触れ、優しく、気持ちの良い時間を過ごせました。
皆さんも、坂町のまちの中を散歩して、自然を感じてみませんか?
~今回遊んだところ~
❖上条児童遊園地
初春には、梅の花が咲く公園です。 公園の隅に、「畝のおじいさんの像」がやさしくたくましく立っています。 公園のそばには、畝のおじいさんが、私財を投じて掘った「上条トンネル」があります。ぜひ近くに来たら、「畝のおじいさんの像」とトンネルを見てくださいね。
❖昔の面影を残した、段々畑と棚田
地域の方が毎日丁寧に育てている畑と棚田。
昔の坂町の山は、段々畑と棚田がたくさんあったそうです。
サツマイモや麦がよく育てられていました。
古い家の床下には、サツマイモを貯蔵するための大きな穴「芋蔵」がよくありました。
お散歩していると、住宅地にはいない虫、時々猿やイノシシ、雉など、いろんな生き物に会えますよ。
子育て応援チームハグくみ
令和2年10月13日取材・撮影
※新型コロナウイルス対策をしっかりして、イベントを実施しています。
~『里山さんぽ』の活動~
子育て応援チームハグくみは、「坂町のたっぷりの自然を感じて、子育てしよう!」と、親子と一緒に、山や海、公園で、自然と触れ合って遊ぶ「里山さんぽ」をしています。 毎月第二火曜に、町内の自然で、五感をフルに使って、のびのび遊んでいます。
ボランティアさんの協力もあり、地域のみなさんに見守られながらの安心なお散歩です!
「子育て応援チームハグくみ」のインスタグラムです‼⇒https://instagram.com/hagukumi.saka?igshid=i248z3gzykfw