坂町出身のオリンピック選手

児島 泰彦氏(競泳選手)

坂村横浜出身の背泳選手で、大正7年9月1日生まれの児島氏は、子どもの頃から海と慣れ親しんでいる人が多い横浜の地で水泳に磨きをかけました。尋常小学校卒業後、修道中学校、慶應義塾大学へ進学。在学中の昭和11年ベルリンオリンピックで、100m背泳ぎで出場し、世界の6位を獲得しました。次回の昭和15年東京オリンピックでも活躍に期待を寄せられましたが、日中戦争の影響のため、日本が辞退し開催が中止となり、その後、海軍経理学校へ配属、昭和19年沖縄海軍航空隊へ配属され、昭和20年沖縄戦で戦死されました。

竹本 ゆかり氏(現・中川)(競泳選手)

坂町立横浜小学校出身の竹本ゆかり氏は、昭和41年、横浜小学校に町民プールが完成した時から本格的に水泳を始め、水泳一家で育ちました。昭和43年広島県学童選手権の100m平泳ぎで日本学童新記録を出し優勝。同年メキシコオリンピックで、競泳では史上最年少の13歳で出場を果たし、昭和47年のミュンヘンオリンピックにも出場しました。現在は、後進の育成に努められています。

昭和43年メキシコオリンピック出場